この感想には、ストーリーのネタバレがあります。
考察などの無い「雑談のような感想」です。
どこのシーンの感想かわかるように、あらすじも入っています。
「そうそう！わかる！」とか「いや、自分はそうは思わなかったな」など、時間つぶし感覚で読んでくれると嬉しい。
・・・・・・・
もう一度いいますが、「ネタバレ」していますのでご注意ください。
しつこいようですが、大事なことなので。
朝、キッチンでオーブンをいじっている基さん。
オーブンが、まったく動かなくなったらしい。
昨日のブレーカーが落ちたのが原因で、壊れたのかもしれない。
古いオーブンを直すため、オンくんとふたり、電気屋までオーブンをもっていく。
オーブンを電気屋さんに持ち込んだ基さんとオンくん。
電気屋さんに「古いオーブンなので、買ったほうが安いかもしれない」といわれる。
料理好きな基さんは、オーブンがないとなにかと不便そうだよね。
でも、2人で電気屋さんまで持って行くの大変そう！
今どきのオーブンレンジは、15キロくらいあるけど、古いものはどうだろう？
歩いて持ってきたと聞いて、そりゃ電気屋さんも驚くよ。
古い家具や家電って、愛着がわくよね。
でも、壊れたものを使い続けるのは難しい。特に家電。
思い出があって、ずっとそれを使いたくても、
部品がなくて修理ができない、電気代がすごくかかる、など、障害が多いし。
以前うちには、30年以上使っていたミシンがあったんですよ。
昭和のものって、作りがシンプルなおかげかマジで長持ち。
でも、いよいよおかしくなって、修理も難しいので買い替えました。
処分する時、すごく切なかったのを覚えています。
電気屋の壁に貼られた「納涼夏まつり」のポスター。
まつりの場所は「飯綱家・庭」と書かれている。
そのまつりについて、オンくんに説明をする基さん。
天狗会連盟がとりしきる行事のひとつで、京都とこちらで毎年交互におこなう。
今年は、飯綱家の番らしい。
まつりと聞いて「一儲けできるチャンスかも」と、期待するオンくん。
ふと店の奥の住居エリアをみると、スマホを持ち寝転んでいる少年がいた。
でも、オンくんがじっと見ていると、奥にひっこんでしまった。
店舗の奥が映ったシーンで、まず目に入ったのが、
棚に並んでいるアイヌ夫婦の「木彫りこけし」！
北海道民にはおなじみの、民芸品です。
なんか嬉しい(´▽｀) (わたしは道民です）。
今回あらためてこの人形について調べると、
これは、網走刑務所でうみだされた民芸品なんですね。Wikipediaより
木彫りが趣味だったうちのじーちゃん作やいただきものなど、我が家にも数体おります。
余談失礼しました。
画像：アイヌ夫婦の木彫り人形
有意さんが帰る時にもたせる予定だったクッキー。
オーブンが壊れたせいで焼くことができなかったクッキー生地が、冷蔵庫に入っていた。
「オーブンがないから焼けない」というオンくんに、基さんは別の方法で焼くことを提案する。
カマドに火を起こし、そこに置いた釜のフチにクッキー生地を貼り付け、フライパンでフタをする。
そのフライパンの上に炭を置き、上からも下からも熱をくわえる。
クッキーが焼けるまでの間、まつりのチラシをみるオンくん。
「日本の祭りははじめてなので楽しみ」と、まつりの出店についてスマホで調べながら、ムギさんとおしゃべり。
「◯◯が無いからできない」と思いがちだけど、工夫をするとできることって、実は多いのかな？
工夫を面倒だと思わず、楽しそうにやる基さんがめっちゃステキだ。
あの焼き方を見て、ナンを思い出したけど、クッキーだとどれくらいの時間で焼けたんだろうね？
食べてみたいな。
昔のオーブンで思い出したけど、まだ電気オーブンがなかった頃は「天火オーブン」だったよね。
小学校？中学校？の調理室にあった思い出が。
こういうの、基さんに合いそうな気がする。
「天火オーブン」とは、左のようなオーブン。
ガスコンロの上に置いて使うものです。
オーブン自体に、火加減を調整するものは付いていないので、温度調整が難しそう。
メルカリに売ってて、びっくりした。
＞「天火オーブン」検索結果(メルカリ)
クッキーは、カマドと釜できれいに焼けていた。
そこに、修理をお願いしたオーブンをもって、電気屋さんがやってきた。
軽トラからオーブンをおろす電気屋さんと一緒に、あの時店の奥でみた少年もいた。
修理を依頼していたオーブンは、既に廃盤になっていて、メーカーにも部品がないそう。
新しいオーブンのカタログを見せられても、買い替えるかどうか迷う基さん。
このオーブンは、先代がつかっていたものなので、愛着があるという。
オーブン、どうなるんだろう？
思い出がつまった大切なものでも、直せないなら買い替えるしか無いもんね。
新しく買って、そのオーブンとこれからたくさん思い出を作ってこう！
ね、そうしよう。
上で書いた「天火オーブン」。
地味に基さんに使ってみて欲しい。
ぜひ導入して欲しい。
オンくんは、軽トラに残っている少年が気になって仕方ないようす。
あの少年は、電気屋さんの孫で、親が仕事で忙しいので、夏休みの間だけここで預かっているという。
その境遇に、親近感をおぼえる。
きれいに焼けたクッキーをもって、軽トラの少年に話しかけに行くオンくん。
クッキーをわたし、話しかけようとしても、あっさり拒絶されてしまう。
「いらね」と一言で終わるのは、なかなかきっついな。
心折れる。
初対面すぎて、断られた直後にさらに話しかけるのが良いのか、怒って良いのか、どうしていいのかわからなすぎる。
うしろで見ていたムギさんの一言も、なかなかきつかったねｗ
（「素直じゃないところがそっくり」的なことを言ってた）
あの少年は、オンくんたちが天狗の末裔だって知っているのかな？
「天狗の台所」の世界は、天狗ってどういう位置づけなんだろう？
この村の親族だから、天狗の末裔だと知っても「へー、そうなんだ」って感じなのかな？
オンくんが過ごした昨年は、彼は天狗の村に来てなかったのかな。
村の人たちと、まつりについて話し合う場で。
「当代のお料理を食べるのも楽しみ」という方に、「今年はオンに任せる」という基さん。
まだ作るものは迷い中のオンくん。
電気屋さんの孫は、夏休みいっぱい村にいるらしい
実は彼は、生まれつきグルテンアレルギーがあり、小麦が食べられないという。
それを聞いて、考え込むオンくん。
あの少年の態度は、そういうことだったのかも、と思いあたる。
小麦アレルギーは、なかなか大変。
卵と小麦のアレルギーのあるお子さんがいる知り合いは、「市販のお菓子を選ぶより、作ったほうが早い」的なことを言ってたのを思い出した。
これまでのおまつりは、基さんはどんな料理を作っていたんだろう？
基さんなら。みんなに振る舞える量、たくさん作るのも楽しそうなんだろうな。
おまつりのメニューを、グルテン無しのものにしようと調べるオンくん。
お祭り感があって、グルテンを使わないものを探す。
基さんと相談し、米粉をつかった「たこ焼き」を作ることにした。
ふたりで、具材やソースなどを工夫し、試作してみる。
たしかに、小麦を使わないメニューはいろいろあるけど、「お祭り感のあるもの」となると、限られてくるよね。
しかも、「日本のお祭りは未経験」のオンくん。
基さんも、隠遁村以外のお祭りをぶらついたことはなさそうだし？
アイデアを考えるのは、むずかしそう。
「小麦を使わないお祭りメニュー」、おまつりの出店を頭に浮かべて考えてみたら・・・。
りんご飴とかの「フルーツ飴」。
最近見かけないけど「味噌おでん」、三角のこんにゃくとちくわが割り箸に刺さってて味噌がぬってあるやつね。
ちくわと味噌は、小麦を使わないものならOKかな？
あとは、「トルネードポテト」？スライスしたじゃがいもを揚げたやつ。
「綿あめ」は、さすがに機械がないとムリかな？
たまに見かける「ガレット」はどうかな。あれって、小麦粉じゃなく「そば粉」だよね。
余談ですが、わたしはりんご飴が大好物です。
「りんご飴？おいしくないじゃん」と思った方は、ぜひこちらもご覧いただきたい。
ぜひ一度、持ち帰って切って食べていただきたい！（圧
米粉で作ったたこ焼き、すごく美味しそうだった！
焼いている途中でも、周りがカリッとしてそうで、作ってみたい。
レシピ、公開してないのかな？
2人で作っているところも、楽しそうだったよね。
一緒にたこ焼きを返しているところ、仲間に入りたかった。
あっつあつのたこ焼きをほおばるふたり。
米粉をつかったたこ焼きは、もっちもちの食感になった。
工夫した中の具材も美味しくできていて、満足。
わたしは猫舌なので、熱々のたこ焼きは食べられません。
頑張って食べても、味が一切わかりません。
でも、こうやって見ると、あっつあつのたこ焼きを食べてみたくなるのが不思議。
すごく美味しそう。
こんにゃくや枝豆チーズ、今度うちでたこ焼きを作るときは、真似して入れてみる！
食事をしていると、玄関の扉を叩く音がし「ごめんやす」の声がした。
オンくんが出てみると、天狗の面をかぶった人が立っていた。
それは、京都に住んでいる愛宕家当主で有意の兄、愛宕慈雨だった。
慈雨さん登場！
待ってました。
原作のコミックで慈雨さんが登場するのは、4巻目。
ドラマとは、ちょっと違う登場の仕方でした。
コミックの話もすごく好き。
ドラマでは、どんな感じで描かれるのかな？
楽しみです。
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現在「天狗の台所」のコミックは、5巻まであります。
コミックとドラマは、ストーリーがけっこう違っています。
でも、どちらも大好き。
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次回は、慈雨さんと有意さんの話かな？
ワクワク、ドキドキ。
来週も楽しみです！
