この感想には、ストーリーのネタバレがあります。
考察などの無い「雑談のような感想」です。
どこのシーンの感想かわかるように、あらすじも（緑部分）入っています。
「そうそう！わかる！」とか「いや、自分はそうは思わなかったな」など、時間つぶし感覚で読んでくれると嬉しい。
・・・・・・・
もう一度いいますが、「ネタバレ」していますのでご注意ください。
しつこいようですが、大事なことなので。
嵐の夜が過ぎて、朝には空は青く晴れ渡っていた。
家の外には、いろいろなものが風で飛ばされて散らばっている。
基と家の周りを片付けていると、むぎの姿が見えないことに気づくオン。
家の中をさがすと、狭いところで座っているムギを発見。
風の音が怖かったんだな、という基に、
ち…違うちがう…、と歯切れ悪く反論するムギ。
思いがけない、ルームツアー！
普段は、台所と居間、たまに二階がうつるくらいだったけど、
家の中は、こんな風になってるんだね。
いつもと違う角度から見れて、嬉しい。
そして、普段とは違い、もごもごと言いよどむムギさん、かわいい！
ムギさんがいた、廊下の突き当りのようなところは、お手洗いではないんだ？
物入れのようなところなのかな。
ムギさんも、風の音が怖かったりするんだね。
雷はどうなんだろう？
基さんは、台風直撃とかに慣れている感じだったけど、
いつもはあんな嵐の夜、ひとりで家にいるのか。
翌日の片付けは、一人でやってるのかな。
なかなか大変。
ムギさんも一緒だけど、嵐や風の音が苦手そうだったもんね。
家の周りの、風で飛ばされ、散らかったものを片付ける基とオン、エリス。
作りかけのカマドも、崩れてしまっていた。
それらを片付けていると、基とオンの母・一乃がやってきた。
意地を張っているオンは、まだ顔を合わせづらい。
「畑をみてくる」と走っていってしまう。
エリスたちに「オンの畑を見てきたら？」といわれた一乃も
同じく、意地を張って、話をそらしてしまう。
ブロックで作るカマドは、完成したら、どんな風になるんだろう？
そのカマドで、どんな料理を作るんだろう？
楽しみです。
一乃さんとオンくんが話すのは、あの電話以来だよね。
少しの罪悪感と、腹立たしさ、久々会った照れくささとか、
お互い複雑そう。
でも、ひどい言葉で反抗するわけではないオンくんは、やっぱりいい人だな。
畑の様子を見に行ったオンは、風で落ちてしまった野菜を持って帰ってきた。
「これじゃ売り物にならない」というオンに
これはうちでいただこう、と基は料理をはじめる。
メニューは、「焼売とスープ」。
オンと一乃は、お互いに意地を張り、ぎくしゃくしていた。
だが、一緒に料理をしているうちに、わだかまりがとけていった。
みんなで包んだ焼売を蒸しながら、
台所でスープを作る基と、カマドの火の調整をしているオン。
そのふたりを、ほほえましく見守る、一乃とエリス。
毎回ですが、やはり今回も調理中のようすは癒やされる。
そして、お料理はおいしそう。
シューマイたべたいー！
と思った人、多いはず。
あ、先週の「油あげコロッケ」作ってみました。
パン粉などをつける手間がないので、ラクチン。
食べやすいし、めっちゃおいしい！
なので、これからうちのコロッケの定番にする予定です。
みんなで、おしゃべりしながら料理するのって楽しそう。
家族みんなで準備をしたら、味が少し微妙でも
「次はこうしようか」「今度は、塩を多めにしてみよう」とか
楽しい会話のネタにもなりそう。
焼売も蒸し上がり、四人で食卓を囲む。
ひときわ大きな焼売は、オンの作ったもの。
かじりつくと、ジューシーですごくおいしかった。
焼売は、中に入れた具材によって味もかわり、
一乃が食べたものは「夏の味」がした。
落果で作ったスープも、野菜の味がしてとてもおいしい。
そのようすを見ていたムギは「食いしん坊ばっかりだ」と少し呆れていた。
オンくんが作ったサイズの焼売、すごくいい！
げんこつ焼売って呼びたいサイズ！
焼売は小さめにつくるもの、って先入観があったけど
あのサイズも食べごたえがありそうでいいね。
今度うちで焼売を作るときは、あのサイズにしてみよう。
「天狗の台所」を見ていると、食べたいものがどんどん増えていく。
一乃が食後の片付けをしていると、オンがいないことに気づく。
オンは、嵐で壊れた、無人販売所の修理に行っていた。
「自分で作った野菜を無人販売所で売って、飛行機代をためている」と知り、驚く一乃。
嵐の影響で、棚などが壊れた野菜の無人販売所。
その棚を直したり、塗装をしたりして、直しているオン。
一乃とエリスは、すこし離れたところから、そのようすを見ていた。
庵への帰り道、一乃とエリスは話しながら歩いている。
「子どもは勝手に学んで、勝手にいろんなことを考えているのね」
知らないうちに成長しているオンを見て、嬉しい反面、淋しいと話すふたり。
庵に戻ると、家の外では基がカマドを直している。
そのようすも見守る、一乃とエリス。
オンくんの無人販売所、田んぼ（かな？後ろの）の方に
倒れて落ちちゃわなくて良かった！
稲も土台も、ダメになっちゃったら困るもんね。
Season１で、隠遁村に来たばかりのオンくんの姿を思い出すと、
壊れた無人販売所を一人で修理するようになるなんてね。びっくり。
すごく逞しくなってる。
エリスさんが一乃さんに「どう思った？」って聞くシーン。
（ふたりでオンくんの姿を見守ったあとのシーン）
お互いに意見を聞き合い、話し合うのって素敵だね。
夫婦でも、こんな風に相手の思いを聞く時間って、あまりとってないような…。
…うちだけか？！
静かに落ち着いて、いろいろなことの意見を言い合って、
話を聞き合いたいなーと、ものすごく思った。
基さんを見守る、エリスさんと一乃さん。
基さんは、14歳からずっとこっちで生活しているんだよね。
ずっと離れて暮らしていても、大切に想っているんだなって感じられる場面だった。
大きくなっても、親にとっては子どもは子ども。
見守っているよって、そんな雰囲気があたたかかった。
虫の音が聞こえる夜の台所。
時差ボケが治らない一乃とエリスは、ねむれないでいた。
せっかくだから、帰る前に朝ご飯を作ろうと作業を始める。
食材をチェックし、ドーナツを作ることにした。
基とオンが眠っている時間。
台所では、一乃とエリスのふたりが、楽しそうにドーナツを作っている。
ドーナツを揚げながら、子どもの頃の思い出を語る一乃。
台所には、ドーナツを揚げる、甘く幸せな香りが漂っている。
基さんがうつ伏せで寝ている姿が、なんだか愛おしい。
仰向けだと、羽が邪魔と言うか、痛かったりするのかな？
あの羽根、触ってみたい。
すべすべ？ふわふわ？
一乃さんが台所で読んでいた本、これだね。
食べ物を題材にした詩集だそう。おもしろそう！
＼一乃さんが見ていた本は「単行本」。文庫版もあります／
ポチップ
子どもの頃の、思い出のおやつってありますか？
わたしは、なにかな？
ばーちゃんが作ってくれた、パンの耳を揚げて砂糖をつけたカリントウかも。
カリカリで美味しかった思い出。
朝、オンが目を覚ましたときには、
一乃とエリスは、すでにアメリカへ旅立ったあとだった。
寝起きのオンは、ふと漂うドーナツの甘い香りに気づく。
ドーナツを見た瞬間、オンの眠気は一気に吹き飛んだ。
我慢できず、オンは勢いよくドーナツにかじりついた。
食卓で、基がいれた”ドーナツに合うコーヒー”と、
ドーナツを食べながら、一乃がオンのことを褒めていたとはなす基。
オンがこっちでがんばっている事を少し話した、とつげると、
余計なこと言わないで、と照れくさそうなオン。
夏休みは残り2週間。
基さんが入れてたコーヒー、
お湯をゆっくり注いで、ふわーっと豆がふくらむところ、
すごくおいしそうだった！
ドーナツとコーヒー、食べたくなったよね。
ドーナツの味は、どれが好みですか？
わたしは、シナモンシュガーが一推し。
一乃さんたちが作ったものは、両方食べたいね。
夏休みが、あと2週間しかないのね。
早いなー。
基さんがつくるカマド、どんな感じになるんだろうね。
あそこでピザ、焼けるかな？
なぜかめっちゃ、カマドのことが気になってますｗ
今回「落果と小麦」ってタイトルだったので、
ムギさんの話なのかな、って思ってたけど違ってた。
「天狗の台所」5巻に、ムギさんメインの話もあるよね。
コミックとドラマは、ストーリーがけっこう違うけど、どちらも大好き。
この違いは、「天狗の台所を2度楽しめる！」という感覚です。
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次回は、颯馬くんとオンくんの話。
ふたりでキャンプ、楽しそう。
