映画『刀剣乱舞 廻 -々伝どうでん 近し侍らうものら-』が、
2024年8月16日(金)に公開されます! 公式サイト
これは、2024年4月にTV放送された
アニメ『刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-』の前日譚。
アニメ『刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-』は、
舞台刀剣乱舞「虚伝 燃ゆる本能寺」を原案にしたアニメ。
(2024/08/04現在、アニメ『刀剣乱舞 廻 -虚伝』 見放題配信中は以下です
Hulu(フールー)、dアニメストア、
DMM TV(DMMは未登録でも1話のみ無料))
※こちらの情報は、2024年8月4日時点の情報です。
現在は配信終了している場合もありますので、詳細は 各公式ホームページにてご確認ください。
で、この前日譚は、舞台「刀剣乱舞」の各話と並べたら、
時系列的には、どこに入るのか?
タイトルの、読み方はなんて読むのか?
気になったので、調べてみました。
2020年DMM.comの「舞台刀剣乱舞」7作品無料配信や、その他VODでアニメ「活劇」と映画「刀剣乱舞 継承」を見て興味を持ち、2023年DMM TVの「舞台刀剣乱舞」12作品無料配信を見て、沼ったタイプ。
ゲーム: システムがよくわからず…。ログインボーナスをもらう程度。
アニメ: 「廻」の他は「活撃」が好き。「花丸」も一通りは見た。
ミュージカル: 何公演かは、VODで見た。
舞台: 大好き。舞台本編・蔵出し(舞台裏)のBlu-rayはほぼ持っている。イチオシは「ジョ伝」。
この記事には、広告が含まれています。
『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』はどのタイミングの話?
8月16日(金)劇場公開のアニメ『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』は、
2024年4月に放送されたアニメ『刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-』の前日譚。
舞台のアニメ化ではなく「完全新作オリジナルストーリー」です。
脚本は、舞台刀剣乱舞でおなじみの末満健一さん。
楽しみすぎますね。
自身の率いる部隊を全滅させかけた山姥切国広は、自らの意志で近侍の役目を辞することに決めた。
新たに近侍に任命されたへし切長谷部は、その任命に納得がいかずにいる。
出陣命令を受けたへし切長谷部は、山姥切国広を部隊に加えてほしいと懇願し、鶴丸国永、燭台切光忠、同田貫正国、大倶利伽羅と一緒に「備中高松城の戦い」へと向かう。
黒田官兵衛率いる羽柴秀吉の軍勢は、備中高松城に対して水攻めを計画し、堤防を築いている。
その頃、本能寺では明智軍が信長の首を探している。
交差する運命の中で、彼らは果たして答えを見つけ出せるのだろうか。
これは受け継がれ、繰り返される近侍の物語である。
以上が、公表されているストーリー。
では、「舞台 刀剣乱舞」の流れの中では、どこに位置するんだろう?
「刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-」は舞台「ジョ伝」の間の物語?
「刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-」は、
「備中高松城の戦い」への出陣なので、
歴史の中では、「1582年(天正10年)4月~6月」。
では、「本丸」の歴史では、どのタイミングの話なんだろう?
舞台「虚伝」の「前日譚」ということなので、舞台を見ている人は、
あぁ、あそこだよね
って、思ってるのかな?
ストーリーをあらためて見てみた。
自身の率いる部隊を全滅させかけた山姥切国広は、自らの意志で近侍の役目を辞することに決めた。
「部隊を全滅させかけた」のは、舞台「ジョ伝 三つら星刀語り」の「序伝 跛行する行軍」ですよね。
(ネタバレになるので、舞台の詳細はこちらにまとめます)
新たに近侍に任命されたへし切長谷部は、その任命に納得がいかずにいる。
「へし切長谷部が近侍に」は、舞台「ジョ伝 三つら星刀語り」「序伝 跛行する行軍」の最期のシーン。
「山姥切国広のあと、へし切長谷部が近侍になったけど、すぐ別の人が近侍になった」と会話内で出ていました。
出陣命令を受けたへし切長谷部は、山姥切国広を部隊に加えてほしいと懇願し、鶴丸国永、燭台切光忠、同田貫正国、大倶利伽羅と一緒に「備中高松城の戦い」へと向かう。
「備中高松城の戦い」について、舞台内で言及されたことあったかな?
残念ながら、あったかどうか覚えていない。
時系列とは関係ないけど、ここに名前がある刀剣男士が、最初に舞台に登場したのは、
虚伝:へし切長谷部・山姥切国広・鶴丸国永・燭台切光忠
義伝:大倶利伽羅
ジョ伝:同田貫正国
黒田官兵衛率いる羽柴秀吉の軍勢は、備中高松城に対して水攻めを計画し、堤防を築いている。
その頃、本能寺では明智軍が信長の首を探している。
黒田官兵衛は、刀ステでは「ジョ伝 三つら星刀語り」でも、重要な役どころ。
「その頃、本能寺では明智軍が信長の首を探している。」
あれ?「虚伝の前日譚」なのに、もう首を探しているの?
本丸の時間軸では「前日譚」だけど、歴史的には虚伝と同じころ?
備中高松城の戦いの、最後の最後あたりへの出陣なのかな。
交差する運命の中で、彼らは果たして答えを見つけ出せるのだろうか。
これは受け継がれ、繰り返される近侍の物語である。
この「繰り返される近侍の物語」という言い回しが気になるよね。
深読みしすぎ?
あらためて見てみると、やっぱり
「序伝 跛行する行軍」(ジョ伝 三つら星刀語り)の後、なんですね。
(「ジョ伝」のあらすじはこちら)
でも、歴史的にも「虚伝 燃ゆる本能寺」の前だと思っていたけど、
そこは違うみたい?
「その頃、本能寺では明智軍が信長の首を探している。」ということは、
出陣先は、虚伝と同じ時期か、虚伝の直後?。
いろいろ考えていると、さらに公開が楽しみになります。
【余談】アニメ「刀剣乱舞 廻」と舞台「虚伝」の違い
アニメ「刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-」は、
舞台「刀剣乱舞 虚伝 燃ゆる本能寺」を原案とするアニメ。
そのため、アニメと部隊の大筋のストーリーは同じです。
(本能寺の変と信長の刀たちを中心とするおはなしという部分が同じ。)
他にも、
緊迫するシーンが多い中、ほっこり笑える大事な「軍議」シーン。
第4話で三日月宗近と山姥切国広が月を見て語り合うシーン。
などの、印象深い場面が同じでした。
そういうの嬉しいですよね。
もちろん舞台とアニメシリーズでは、
細かい部分で違うところはたくさんありました。
(出演している刀剣男士の数もそう)
そんな中で、ここは大きく違っていたのでは?と思うポイントはこちら。
不動行光の行動
アニメでも自由奔放だったが、舞台ではそれに輪をかけて奔放。
「俺はこうしたいから、そんなのやだー!」という感じ(イメージです)
駄々っ子のように見えた不動だけど、
アニメでは舞台よりも、その心情がわかりやすくなっているように感じます。
出陣した刀剣男士の数
出演している刀剣男士の数はもちろん、
「出陣した」刀剣男士の数も違いました。
アニメ虚伝では、出陣したのは1部隊のみだったけど、
舞台虚伝では、2部隊同時出陣でした。
弥助の存在
弥助が出てくるのは舞台「ジョ伝 三つら星刀語り」です。
舞台「虚伝」には、出ていません。
「ジョ伝」で弥助は自分のことを「本能寺の生き残り」と言っています。
蘭丸との接触と遡行軍化
舞台でも、刀剣男士と蘭丸の接触はありますが、
部屋へ行くなどまでの濃厚接触はありません。
蘭丸の遡行軍化(というの?あれ)もありません。
蘭丸は、人型のまま抵抗し、最期を迎えます。
審神者(主)の声
舞台では、審神者(さにわ)が声を出すことはありません。
(チェック漏れや、ど忘れだったら、ごめん!)
姿が見えたことはあります(悲伝 結いの目の不如帰)。
審神者と会話をしているシーンはありましたが、
その際は、刀剣男士のみが発言しています。
椿の空間
舞台には、椿が満開の謎の空間は出てこないです。
明智光秀と不動行光、宗三左文字の同じシーンはありますが、
椿のない普通空間です。
最終話の最後の武将たちのシーン
最終話の最後の最後、
本能寺が焼けた後の弥助の様子、
天正十八年の黒川城に届けられた首、
伊達政宗らしい人の様子、そういうシーンは舞台にはありません。
これって…、舞台「虚伝」の次の舞台、
「義伝 暁の独眼竜」のアニメ化も期待していいんですかね?!
最後の本丸のシーンでも、茶請けが「ずんだ餅」だったし!
「廻 々伝 近し侍らうものら」の読み方は?なんて読むの?
そもそも「刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-」は
なんて読むの?
実は、調べたけど「侍らう」がわからなかったです。ごめん!(2024/08/04時点)
< 追記 >
読み方は、
アニメ『刀剣乱舞 廻(かい) -々伝(どうでん) 近(ちか)し侍(はべ)らうものら-』
です。
記事最初の動画でも言ってるじゃんね?
この動画の最初にも、タイトルコールしてくれています。
— 以下、以前の記事内容です。—
「々伝」は「どうでん」 ←これは確定。
「近し侍らうものら」の、「近し」は「ちかし」だよね?←多分。
「侍らう」は、さぶらう?さむらう?さもらう? ←?
アニメ『刀剣乱舞 廻(かい) -々伝(どうでん) 近(ちか)し侍(さぶ)らうものら-』
かな?さむらう?さもらう?
検索で見つからなかったので、ChatGPTに聞いたら
「刀剣乱舞 廻 -々伝どうでん 近し侍らうものら-」の読み方は以下の通りです。
「とうけんらんぶ かい -どうでん ちかしさぶらうものら-」
このタイトルの中で、「侍らう」は「さぶらう」と読みます。これは、「侍う」という動詞の一つの読み方であり、特に「さぶらう」と読むことが一般的です
とのこと。正しいかどうかは、上映が始まったらわかるかな。
「侍らう」の意味は、
身分が高い人、敬うべき人のそばに控える、仕える、参上する、など。
「侍らせる」だと「はべらせる」、「侍る」は「はべる」。
日本語って、複雑。
— 以前の記事内容、ここまで。—
DMM TVでは、現在「舞台刀剣乱舞」が独占見放題配信中!
毎月4作品を、入れ替わりで配信予定です。
8月の配信は、
- 舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(初演)
- 舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 大千秋楽公演
- 舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ 大千秋楽
- 科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶
虚伝→悲伝→慈伝 の順番で、ぜひ見てほしい!
そして、その後「科白劇 綺伝」で「科白劇」を体感してください。
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DMM TVは月額550円(税込)。アニメ・ドラマ・2.5次元舞台などが見放題です。
(情報は、2024/08/15現在のものです。
配信内容など変更になる場合がありますので、ご利用前に公式サイトでご確認をお願いいたします。)
舞台「刀剣乱舞」公開順・時系列一覧
舞台「刀剣乱舞」シリーズの、公開順と時系列順をリストにしました。
公開順内の、今回のアニメに関わりのありそうな作品には、
簡単なあらすじ(ネタバレ含む)をつけています。
舞台「刀剣乱舞」公開順リスト
物語の公開順の作品一覧です。
アニメ「刀剣乱舞 廻 々伝 近し侍らうものら」に関わりのありそうな、
「虚伝 燃ゆる本能寺」、「ジョ伝 三つら星刀語り」は
あらすじ(ネタバレ若干含む)も書いています。
ネタバレはイヤ!という方は、お気をつけください。
(「義伝 暁の独眼竜」もちらっと書いています)
ネタバレ嫌だけど、作品リストが知りたい、という方は、Wikipediaへ。
ざっくりとしたあらすじだけの紹介になっています。
(「舞台刀剣乱舞」については、ページ中央くらいから)
1.虚伝 燃ゆる本能寺(きょでん もゆるほんのうじ)
「虚伝 燃ゆる本能寺(再演)」も、内容はほぼ同じなのでこちらと一緒に。
(公式サイト:初演 / 再演)
大筋のあらすじは、アニメも舞台も同じです。
タイトルにもあるとおり「本能寺の変」と信長の刀だった刀剣を中心とした話。
本丸(ほんまる)に顕現(けんげん)した新しい刀剣男士「不動行光」。
不動は信長の刀であったことを誇りに思っているけど、同じく信長を主とした宗三左文字、へし切長谷部、薬研藤四郎たちと、うまくいかない。
そんなある日、審神者(さにわ)から「本能寺の変」への出陣命令が下る。
信長を慕う不動行光は、なんとか信長に会いたいと願う。
あの時は助けられなかったけど、できることなら今度は…とも思ってしまう。
そんな時にばったり森蘭丸に出会う。
森蘭丸、明智光秀、それぞれが思う織田信長とは何者なのか。
という内容。この部分が変わっていない部分。
舞台の初演と再演も、ほぼ内容は同じ。
でも、できれば両方見ることをおすすめします。
さりげないセリフの違い、ある人物の態度の違い、
それらがあとの話で「え…?もしかしてあれって…?」となってきます。
なんとなく見逃していたところが、あとになって「あれってフラグだったの!?」となったり。
アニメ「刀剣乱舞 廻」も、そのなんとなく違和感のある流れのひとつに組み込まれた感じがします。
その全ては「悲伝 結いの目の不如帰」に向かっていくように思えてならないですよね。
そして、気になって何度も見返すうちに、沼にハマるのです^^
「虚伝」のアニメと舞台での違いは、こちらで書きましたので、
よければ読んでみてくださいね。
舞台の初演と再演では、鶴丸と江雪左文字の役者さんが変わっています(敬称略)
・初演/鶴丸国永 :染谷俊之、江雪左文字:輝馬
・再演/鶴丸国永:健人、江雪左文字:瀬戸祐介
役者さんみんな違和感なくて、ゲームから飛び出してきた感がスゴイ。
2.義伝 暁の独眼竜
新たな仲間として太鼓鐘貞宗が顕現した本丸。
その本丸では、小夜左文字がなにかに悩んで、落ち込んでいた。
山姥切国広が悩みを聞こうとするけど、小夜はさけるばかり。
その頃、大倶利伽羅と歌仙兼定が調査任務先で、仲違いしてしまう。
鶴丸国永が主(あるじ)に相談すると、意外な任務が下される。
一方、戦国時代では豊臣秀吉が天下統一を果たそうとしていた。
伊達政宗は、終わりゆく戦国時代に思いを馳せ、天下人への夢を諦められないでいた。
そんな中、刀剣男士たちに慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いへの出陣命令が下る。
出陣した先の、伊達政宗と、伊達家の刀だった刀剣男士たち。
本丸の、小夜左文字と山姥切国広のやりとり。
2つの場所での出来事が、並行して進みます。
伊達政宗の方の話では、謎の黒甲冑が!
鶴丸の意外な姿も必見です(めっちゃかっこいい)。
3.外伝 此の夜らの小田原(がいでん このよらのおだわら)
目的地とは違い、「小田原征伐」発生前の小田原に到着した山姥切国広たち。
なりゆきで助けたのは男、藤原在吉は、山姥切国広を打った刀工の弟子だった。
自分の存在に自信を持てない山姥切国広とそれを見守る仲間たちのお話。
劇場ではなく、小田原城をバックに野外で一夜限り上演された作品。
大雨の中の上演は、演者やスタッフ、関わった方々すべての工夫と努力がなくてはできなかった。
ほんとすごい!
(バックステージを見て、さらに実感。円盤オススメ。)
4.ジョ伝 三つら星刀語り(みつらぼしかたながたり)
舞台「ジョ伝」は、3部に分かれています。
- 序伝 跛行する行軍
- 恕伝 呑み取りの槍
- 如伝 黒田節親子盃
どれも「じょでん」と読むので、タイトルが「ジョ伝」なんですね。
序伝 跛行する行軍
本丸ができて間もない頃の話。
山姥切国広率いる第一部隊は、『小田原征伐』の時代へ調査のため出陣。
すると、そこにいるはずのない時間遡行軍に遭遇し、混乱と経験不足で負傷してしまう。
そして、自分たちを存在を知られているはずがないのに、歴史上人物から「刀剣男士よ」と問いかけられる。
部隊は壊滅の危機に陥るが、謎の存在の助けもあり、なんとか本丸へ帰ることができた。
本丸で傷を癒やした山姥切たちは、すぐに出陣しようとするが、なぜか小田原征伐の時代の時間遡行軍の反応は消えていた。
理由もわからないまは、そこへの遡行経路は封鎖されてしまう。
弥助が出てくるのが、こちら。
如伝 黒田節親子
本丸ができてから長い年月が経ち、山姥切国広たちは多くの戦いを経てきた。
その後顕現した刀剣男士たちも強く成長し、本丸にはたくさんの仲間たちが集まっていた。
ある日、主から出陣の命が。
それは、過去の敗戦で遡行経路が封鎖されていた『小田原征伐』の時代への出陣だった。
出陣したその地で、彼らが出会ったのは、黒田長政と家臣の母里友信。
長政から聞かされたのは、驚くべき事実。
そして、そこにいるはずのない「ある者たち」に遭遇。
過去に敗北した地で、過去の自分と向き合い、その過去を乗り越えるための戦いに挑む。
第二部の「如伝 黒田節親子盃」。
最初のシーンで、小夜左文字が修行に旅立ちます。
第一部「.序伝 跛行する行軍」でもオープニングがありましたが、
第二部にもちゃんとオープニング(歌)があります。
舞台を2つ見ている感じがして、お得感もアリ。
恕伝 呑み取りの槍
これは、舞台では上演されず、DVD、Blu-rayの特典映像になっています。
「日本号」と母里友信(もり とものぶ)との「黒田節」エピソード。
山姥切国広が近侍を辞した原因の出陣話が、「序伝 跛行する行軍」です。
舞台刀剣乱舞の世界の、一番最初のお話。
山姥切をはじめ、刀剣男士たちがまだ経験不足で弱いころの話です。
アニメ「廻」に出てきた、外国人の「弥助」が登場するのも「ジョ伝」。
舞台「虚伝」には出ていません。
(ちなみに、弥助って実在した人物だと知った時は、びっくりした)
三日月宗近がこの本丸に顕現するのも、この「ジョ伝」。
(鈴木拡樹さんは映像のみ出演)
後ろ姿と声だけですが、すごく重要なシーンです。
この後のシリーズでのフラグ的なものもあります。
どんだけフラグ多いの…。演出脚本の末満健一さんの頭の中は宇宙並みに広いに違いない。
刀ステにとって、とても大きな情報がたんまりなのが、この「ジョ伝」。
刀ステの中で一番面白いのは?と聞かれれば「ジョ伝」と答える人が多いのでは?
その面白さのひとつが「気持ちよく騙される演出」かも。
前半の「序伝 跛行する行軍」でのフラグを、
後半の「如伝 黒田節親子盃」で回収しまくる。
最初のうちは、なんでもないシーンと思って見ていても、
後半を見ると
ここって、最初のあれの時の!!Σ(゚Д゚)
となるのが爽快。
1度だけでなく、2度3度見返して、ああ!ここも!と思うことも。
黒田官兵衛が初めて出てきたのも「ジョ伝」。
舞台刀剣乱舞と黒田官兵衛は、切っても切れない関係です。
<あらすじとは関係ないですが その1>
へし切長谷部ファンの方も、ぜひ見て欲しい。
へし切長谷部の元の主、黒田長政さまが出てきます。
歴代の主への想いが強いへし切長谷部が、大切にしてくれていた元の主に出会ったら・・・。
ものすごくかわいいへし切長谷部を、見ることができます。
<あらすじとは関係ないですが その2>
刀ステの世界では、
同じ時代、同じ瞬間に、同一人物がかぶって存在してもOK。
というのがわかった話でもあるのが、ちょっとワクワクする。
<あらすじとは関係ないですが その3>
弥助役の日南田顕久(ひなた あきひさ)さんは、
弥助のドレッドヘアを、かつらではなく地毛で、
皮膚の色を、ペイントではなく日焼けサロンで焼き、役作りをしたそうです。
まじすごい。
以下は、公演順リストと、ざっくりとしたあらすじです。
作品名 | あらすじ | |
---|---|---|
5 | 悲伝 結いの目の不如帰 (ひでん ゆいのめのほととぎす) | 時間遡行軍との戦いが激化する中「正体不明の敵」が出現。 その時、三日月宗近がとった行動は。 |
6 | 慈伝 日日の葉よ散るらむ (じでん ひびのはよちるらん) | 「舞台」では珍しく、本丸の日常を描く内容。。 山姥切長義と山姥切国広との話。 |
7 | 維伝 朧の志士たち (いでん おぼろのししたち) | 坂本龍馬と陸奥守吉行を中心としたお話。 南海太郎朝尊の独特な行動も見どころ。 |
8 | 科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』 (かいへん いくさゆのあだばなのきおく) | 細川ガラシャと地蔵行平、歌仙兼定たちのお話。 コロナ禍で、演者全員フェイスマスク着用、講談師がいるという形式で上演。 |
9 | 天伝 蒼空の兵 (てんでん あおぞらのつわもの) – 大坂冬の陣 – | 客席が360度回転する劇場・IHIステージアラウンド東京での公演は一見の価値あり! 一期一振と豊臣秀頼の話し。 元気いっぱいの太閤左文字も登場。 |
10 | 无伝 夕紅の士 (むでん ゆうくれのさむらい) – 大坂夏の陣 – | 冬の陣に続いて、IHIステージアラウンド東京での公演。すでに解体されているはずの真田丸。実在するはずのない真田十勇士。ここにいるはずのない高台院が。 |
11 | 綺伝 いくさ世の徒花 (きでんいくさゆのあだばな) | 細川ガラシャ(七海ひろきさん)と歌仙兼定のお話。 |
12 | 禺伝 矛盾源氏物語 (ぐでん むじゅんげんじものがたり) | 紫式部の時代に出陣した、別本丸の歌仙兼定たちのお話。キャスト全員女性。 |
13 | 七周年感謝祭 -夢語刀宴會- (ゆめがたりかたなのうたげ) | 審神者の夢の中のお話。 7周年イベント。 |
14 | 山姥切国広 単独行 -日本刀史 | 修行の旅に出た山姥切国広が、様々な時代を偉人となりめぐる。最後にたどり着いたのは…。 |
15 | 心伝 つけたり奇譚の走馬灯 (しでん つけたりきたんのそうまとう) | 加州清光が出陣したのは、歴史改変され放棄された世界。新選組のお話。 |
舞台「刀剣乱舞」時系列リスト
時系列に並べると、こうなるんじゃないか?という年表。
※間違えてたらごめんなさい
※解釈によって「そこじゃなくて、こっちでは?」もあるかも。
作品名前の数字は、公開した順番です。
本丸ができてすぐくらい。
虚伝の前日譚
舞台「虚伝 燃ゆる本能寺」と同じ
「初演」「再演」ともに。
小夜左文字修行前。外伝との順序はわからない
オープニング映像に「義伝」のシーンあり
科白劇もこちらと同じ。
自分は未見なので、こちらに。
別本丸のお話なので、年表にいれていいのか迷う
「慈伝」から、結構な年月が経っていると思われる。
13.七周年感謝祭 -夢語刀宴會- は、どうなんだろう?
2025年の「舞台 刀剣乱舞」の予定も発表されていますね。
今後の刀剣乱舞アニメについては、どうなるのでしょう?
「虚伝」のアニメ化は、随分前から話はあったけど、実現するまでに時間がかかってた。
「義伝」のアニメも見てみたいです。
(「ジョ伝」は舞台ならではの楽しさがありそうで、難しそう)
舞台も大好きだけど、アニメでどんな形になるのかも気になります。