探している時は見つからないのに、やめたら見つかるのはどうしてか?

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こんなこと、経験ありませんか?

お気に入りのペン。
使おうと思ったら、置いてあるはずのところに無い。
あれ?どこいった?ここに置いたのに。
こっちにもないし。あれ??

ってこと。

そして、

仕方ないから、別のペンを使って作業を終わらせて、
そのペンをしまおうとしたら、そこにさっき探していたペンがあった。

ということ。

そこ、さっき探したよね?!
とか思いますよね。

あれって、どうしてなんだろう??
世の中、いろんな現象に名前がついていたりするので、もしかしたらこれにも名前があるのかな?

その現象に、名前はついてるの?
なんで、そんなことがおこるの?

気になったので調べました。

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目次

その現象の名前は、まだない。または、見つけられない。

探している時に見つからないのに、やめたら見つかるのはどうして?記事の挿絵写真
UnsplashAlex Russell-Sawが撮影した写真

検索してみましたが、いまのところその現象自体をさす名前は無いようです。
もしくは、わたしが探し出せていないだけなら、大変申し訳ないです。

ただ現象には名前はないですが、「マーフィーの法則」に

  • 探し物は、探すのをやめたら見つかる
  • 探し物は、最後に探したところにある
  • 探し物は、失くした物を買ったら見つかる

などがあるため「マーフィーの法則」と言われる場合もあるようです。

まさか、

探すのをやめたら、この現象の名前に出会える

なんてことにはならないですよね・・・?
後日みつけたら追記します。

探すのをやめたら見つかるのは「リラックスするから」説が有力

openAIのDALL·Eが生成

何かを探していると、

  • 探すことに集中しすぎると視野が狭くなり、周囲に目が行かなくなる
  • 見つからないと焦る気持ちがでてきて、さらに視野が狭くなる
  • 「ここにあるはず」という思い込みで、探す場所をせばめている

という理由から、探し物が見つからないという状態になりがちだそう。

「すぐ目の前に置いてあるのに、なぜか気づかない」
という、嘘のような本当の話を体験した人も多いのでは?

頭の上にメガネを乗せて「メガネどこ置いたっけ?」という、マンガのようなことも、
左手に持っているものを「あれ?どこ置いたっけ?」と探し始めることも、条件がそろえば本当におきます。
(両方経験済みです・・・)

そういえば「ミッケ!」という探し物絵本。
あれを見たことがある人も、経験したことがあるのでは?
気づいてみれば目の前にあるのに、探しているときはまったく見えない、ということ。

探し物を見つけるコツは、落ち着いて客観的になること

探すのをやめると見つかるのは、

焦りがなくなり普通の状態になって視野がもどるから

と言われています。

詳しく言うと、

  • 探し物をしている間は、頭がその探し物に集中しすぎている
  • 探すことを諦めた瞬間に、頭がリラックスする
  • なので、まわりを客観的に見られるようになる
  • 探し物が見つかる(または、置いた場所を思い出す)

というかんじです。
リラックスした状態なら、見逃してしまった細かなことや、別の視点からのアイデアがでてきます。

なので、探しているものを見つけるコツは、

一度探すのをやめてリラックスし(時間があればお菓子とか食べて休憩する)
落ち着いて、客観的に違う角度から物事を見つめ直す。
別なことをして(軽く本を読むなど)、頭をリフレッシュさせる

などをすることで、見つかる可能性が高まります。

普通にテーブルの上に置いてある物も見えなくなることありますもんね。
人間の頭って、本当に不思議です。

名前のついている現象にはこんなものがある

openAIのDALL·Eが生成

「探している時には見つからないのに、探すのをやめたら見つかる」現象には名前はありません(見つけられません)でしたが、他の不思議な現象には名前と理由もついているものもあります。

「やらなきゃいけない事があるのに模様替えしたくなる」現象

それの名前は「セルフ・ハンディキャッピング 」といいます。

これは、

自分自身がなにかするまえに、わざと制限などハンデを作って、うまくいかなかったときに「あれをしたからうまくいかなかった」と逃げ道を作ること

です。

つまり、自分の実力や能力に対する不安や恐れから、わざと自分に不利な状況を作り出してしまう行動のことです。

例えば、大切なテストの前夜にあえて遅くまで起きてゲームをしたり、勉強しなかったりすることで、テストで良い成績が取れなかった場合に、「ゲームをしすぎたから」「勉強しなかったから」という言い訳ができます。

このようにして、もし失敗したときに、「本当はもっとできるはずだったけど、あの時は…」と自分を守ろうとする心理が働いています。

試験の前に掃除がしたくなるのも同じ状態。
あれは、自分の心を守るためだったんですね。
ただの勉強嫌いのせいかと思っていました(ひとによっては、その可能性も大)

頭の中で音楽のリピートがとまらない!」現象

「イヤーワーム」や「ディラン効果」ともいうそう。
(「厳密にはイヤーワームとディラン効果は少し違う」との説も見かけたが詳細不明)

頭の中で繰り返しメロディーや歌詞がぐるぐる回る現象「イヤーワーム」。
誰もが経験したことありますよね。

原因は、テレビCMや街中で何度も同じフレーズを聞いたことで脳内に残るから、などです。
無意識に口ずさんでしまうこともあります。

頭に残りやすい曲もある、
ストレスを感じているときにおこりやすい、なども言われています。

この状態を止める方法はシンプルで、「他に意識をそらす」こと。

アナグラムを解くことで、イヤーワーム の持続時間を短縮する効果があったとの研究報告もあるそう。

他にも

  • ガムを噛む
  • 本を読む
  • 数独をする
  • 別の曲を聞く
  • リピートしている曲を最初から最後まで聞く
    (途中しか思い出せないからリピートされるという説)

などがありますが、個人差があるので、自分にあった方法を見つけたいですね。 

ほかにも、いろいろな状況や行動について名前がついています。
書ききれないほど出てくるので、気になったものがあったらインターネットで検索してみると面白いかもしれません。

(おまけ)わが家には失せ物探しのプロ(ぬいぐるみ)がいます

わたしは、家の中でよく物を失くします。
というか、置きわすれます。

そんな時に大活躍しているのが、うさぎのぬいぐるみです。

は?

と思いますよね。

自分もそんなことを言うひとがいたら

へ?

と思います。

わが家で探しものをするときに活躍しているうさぎのぬいぐるみが、この方です。

探しものをするときに抱っこをすると、なぜか見つかるうさぎのぬいぐるみの写真

不思議なことに、失くし物をした時に、このうさぎのぬいぐるみを抱えて家の中を探すと、なぜか見つかるんですよ。

さっきここ探したときはなかったよね!なんで今はあるんだ!?
ということもよくあります。

抱っこしたら
あ!あそこにあるかも!
と思いついて、探すと本当にあった ということも多々あります。

謎すぎると思っていましたが、さっき調べたことをふまえると、

ぬいぐるみを抱っこする = リラックスできる

ということで、探し物が見つかるのかもしれません。

もしかしたら、あなたのおうちにも
「失せ物探しのプロ」(の仕事をしてくれるぬいぐるみ
がいるかもしれませんね?

記事のアイキャッチの写真はこちらをお借りしました。
UnsplashTim Gouwが撮影した写真

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