毎年、世界的に楽しみにしている方が多い ツール・ド・フランス。
今年は、パリ五輪の関係でいつもより早い2024年6月29日に始まりました!
過酷なコースと、パワフルな選手の走り、
そして、自然やお城などの圧倒されるほど美しいヨーロッパの風景。
レースも楽しいですが、風景や観客、すべて含めて楽しいですよね。
レースは、6月29日(土)の第1ステージから始まり、7月21日(日)第21ステージまで。
途中2回の休息日(7月8日(月)と7月15日(月))をはさみ、総距離約3500kmを走ります。
これまで見たことなかったけど、ちょっと興味ある、という方もいるのでは?
テレビ放送はしていないの?
どこで見るのが得なんだろう?
無料放送はしているのか?
そんな気になることを調べてみました。
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ツール・ド・フランスが観れるのは、「J SPORTS」のみ
現在、日本でツール・ド・フランスのレースを配信・放送しているのはJ SPORTSのみです。
J SPORTSとは
スポーツテレビ局 J SPORTS
J SPORTSとは?より引用
国内外の様々なスポーツをお届けするスポーツテレビ局です。
テレビ放送のほか、J SPORTSオンデマンドでの配信やスポーツグッズの販売、旬のコラムやニュース配信など、スポーツに関する様々な事業を展開しています。
昔は、NHKで放送をしていた時もありました。
(わたしが観始めた時は、NHKでダイジェスト放送のみされていた)
現在、テレビ放送は、スカパー!やケーブルテレビでJSPORTS4に加入すると観ることができます。
(有料。料金は、スカパーの契約内容や組み合わせによって変わるようです)
他のロードレースは、別のスポーツ配信サービスに移ったこともありましたが、ツール・ド・フランスは今もJ SPORTSで配信・放送されています。
サイクルロードレースやスポーツ観戦は J SPORTSオンデマンド
ツール・ド・フランスを、お得・無料で見る方法
上に書いたように、放送・配信をしているのはJ SPORTSのみです。
ただ、そのJ SPORTSを「何で見るか」「どこで契約するか」で、無料で観られる期間などが変わってきます。
「ちょっと試しに見てみたい」という時は、すこしでもお得に観たいですよね。
大会期間中の「無料放送日」で観る
ツール・ド・フランス期間中、無料放送日が2回あります。
第4ステージ 7月2日(火)
第9ステージ 7月7日(日)
J SPORTSオンデマンドに無料会員登録をしておけば、無料放送をタブレットやテレビ※で楽しむことができます。
※J SPORTSオンデマンドをテレビで見るには、Amazon FireTV、AppleTV, GoogleChromecast, AndroidTVが必要です。
無料会員登録は、J SPORTSオンデマンドのリンク先画面の上にある「ID新規登録」からできます。
メールアドレス、またはSNSアカウントで登録可能。
無料放送日は、いつも以上に丁寧にレースの解説をしてくれます。
なので、
「弱虫ペダル」みてたら実際のレースも観てみたくなった。
でも、実際のレースは、どう観たらいいのかよくわからないかも
という方も大丈夫!
(余談ですが、弱虫ペダル作者渡辺航さんも、毎年ゲストで出演しています。
今年は、7月6日(土)の予定)
レース観戦中、わからない事があったら、Xで #jspocycleQ とタグをつけて質問すると、実況・解説の方が答えてくれる可能性もあります。
(質問用のタグです)
Xで #jspocycleとタグをつけて質問すると、親切なレースファンの方が答えてくれることも。
(雑談用のタグです)
YouTubeでダイジェストや無料配信を観る
J SPORTSは、それぞれのスポーツジャンルのYouTubeチャンネルを持っています。
ロードレースのチャンネルは J SPORTS サイクルロードレース【公式】
毎日、6分ほどのレースのダイジェスト動画がアップされています。
レースのいいとこを、ちょこっとだけ見れたらいいや
という方は、こちらが一番手軽でお得に見れると思います。
ツール・ド・フランス期間中の無料放送日も、このチャンネルで配信してくれます。
2024年のレースで、今日(07/03)以降の無料日予定は
7月7日 第9ステージ 19:50〜 こちらのページで無料配信されます。
ゴールは、日本時間で日付が変わってからだと思います。
寝不足に気をつけてくださいね!
YouTubeを使い慣れている方は、こちらで観るのが手間がないかもしれません。
Amazon PrimeのJ SPORTSチャンネルで無料体験を利用する
Amazon Prime videoでもJ SPORTSの配信を観ることができます。
そこで、
- Amazon Primeの30日無料体験期間
- JSPORTSチャンネルの14日分無料体験
を利用すると、その期間分のツール・ド・フランスの配信を無料で観ることができます。
ただし条件があり、無料体験できるのはAmazon Primeで初めてJ SPORTSチャンネルを利用する人のみです。
体験期間中に、解約することも可能です。
継続して利用する場合、無料体験後の料金は
- Amazonプライムビデオ 月額600円 または年間5,900円
- Amazon Prime JSPORTS 月額2,178円
が必要になります。
登録はこちら Amazon Prime videoのJ SPORTSチャンネル
その他、無料でレースを観る方法
J SPORTSを見る方法は、他にもあります。
- スカパー!で「J SPORTS4」の視聴契約をする
- ケーブルテレビで「J SPORTS4」の視聴契約をする
この2つは、無料放送日に無料でツール・ド・フランスを観ることができます。
(BSやケーブルテレビを観られる環境が必要です)
ABEMAでも、J SPORTSチャンネルがありますが、こちらは無料放送日でも無料で観られませんでした。
(2024/07/02の無料日に試してみると、有料登録をしてください的な画面がでてきました)
料金は、月額2,180円です。
ヨーロッパなどで配信されている映像をネットで観る方法もありますが、わたしは詳しくないのでここでは説明できません。
気になる方は 「 ツール・ド・フランス VPN接続 」で検索を。
無料ツールは安全なのか? 画質はどうなのか?
という不安あり。
もし利用する方は、セキュリティなどもしっかり調べることをおすすめします。
そもそも、日本語解説や翻訳はないので、語学に堪能な人向けかもしれません。
レースを堪能したいなら【J SPORTSオンデマンド】がおすすめ
わたしがロードレースを観始めた最初、無料放送をいろいろ探して観ていました。
でも、とても見づらく、快適に観戦はできませんでした。
- 実況が日本語ではないので(海外の放送を観ていたため)、レース状況がわからない。
- 観戦初心者だったので、レースについて何がなんだかわからない。
- 画面が荒すぎて、選手がだれかわからない。
- そもそも無料放送がほとんどない。
という状況(10年ほど前の話です)。
いくら無料で観たくても、レースが楽しめないのでは意味がない・・・。
それで、試しにJ SPORTSオンデマンドに加入してみました。
結果、毎年レースシーズンにはJ SPORTSに加入しています。
(シーズンオフは一旦解約しています。ごめんなさいJ SPORTSさん!^^;)
毎年JSPORTSに加入する理由は、他ではレース中継をしていないせいでもありますが、以下のことが気に入っているから。
- 解説がわかりやすい。レースの状況やそれ以外の情報もわかる
- 現地のインタビューなども、同時通訳してくれる
- 「マルチ画面」で、いろいろなアングルのレースが観られる
- TVやタブレットなど、その時に使いたいデバイスで観られる
- 見逃しても、後日動画でレースを見返せる
- 毎日、レースをスタートから観られる
が、とても良かったからです。
解説がわかりやすい。レースの状況やそれ以外の情報もわかる
ロードレースを観始めたとき、自転車についての知識は「弱虫ペダル」を読んだ程度でした。
実際の選手の名前すら、ひとりも知らない状態。
そんな状態で観始めましたが、解説の方々の話がわかりやすく楽しくて、いろいろな選手やレースについて知ることができました。
- 走っている選手やコースの説明や裏話
- 過去のレースでのエピソードなど
- ロードレースについての豆知識
- 実況・解説の人の知識の披露(画面に映る、お城、ダム、美術品の解説など)
こんな話をしてくれます。
もちろん、レースの実況もしっかりしてくれますが、毎日スタートからゴールまで数時間かかるロードレース。
その間、変化がほぼ無く走って移動しているだけ、という時間もありますよね。
そんな時に、レース実況以外の話をたくさん聞けるので、それも楽しみです。
現地のインタビューなども同時通訳してくれる
当たり前ですが、レース中に入る選手のインタビュー映像などは、全て日本語以外の言葉です。
数年前から、それらの映像も同時通訳してくれるようになりました。
(以前は、実況の方が語学堪能な日のみ、同時通訳をしてくれていた)
日本語以外全くわからない私には、いろんな映像をほぼ全て翻訳してくれるのはとってもありがたい!
レース後のステージ優勝者のインタビューは、感動シーンも多いですよね。
言葉がわからなくても、喜びや感動は伝わってくるのですが、
やっぱり内容を伝えてくれると、感動が倍になります。
JSPORTSでは毎日、日本語の実況・解説のいる放送と、英語コメンタリーのみの放送の2種類配信してくれています。
全ステージスタートから観られるのは、英語コメンタリー版です。
(日本語放送でも、スタートからゴールまで放送する日も数回あります)
「マルチ画面」でいろいろなアングルのレースが観られる
TVでのんびり観るのもいいですが、パソコンでいろいろな映像を同時にみれる「マルチ画面」機能がとても楽しいです。
TV放送の映像のほか、選手と一緒に移動しているバイクカメラ5台、ゴール地点を映し続けるカメラ。
その中から見たい画面を4つ選んで同時にみることができます。
なので、放送画面では映っていない選手も、別のカメラ映像から探してみることができます。
運が良ければ、ずーーっと推し選手を見守ることも可能!
たまにバイクカメラが道端に停まって、あとから走ってくる選手を待っていることも。
そんな時は、道端で応援している観客目線になって、なんだかワクワクできます。
カメラ前を走り抜けていく選手の、スピードの速さを実感できてびっくりすることも。
TVやタブレットなど、その時に使いたいデバイスで観られる
J SPORTSオンデマンドは、テレビ※、タブレット、パソコンなど、いろいろなデバイスから観ることができます。
なので、タブレットを持ってお風呂に入りながらツール観戦!も可能です。
※J SPORTSオンデマンドをテレビで見るには、Amazon FireTV、AppleTV, GoogleChromecast, AndroidTVが必要です。
ただし、同時視聴はできません。
テレビでツール・ド・フランスの配信を観ながら、パソコンでもマルチ画面にしてツール・ド・フランスを観る
ということは、残念ながらできません。
視聴できるのは、ひとつのデバイスのみです。
見逃しても、後日動画でレースを見返せる
ライブ配信が終わったレースは、数時間後には動画がアップされます。
なので、ゴール前に寝落ちしても、都合が悪く観れなくても、あとから観ることができます。
毎日全部観ることは、なかなか難しいので、見返せるのはとってもありがたい。
好きなシーンや好きな選手は、何度も観たくなりますし、便利です。
ただ、ツール・ド・フランスの放送は、ひとステージ3~5時間ほどあるので、あまり未視聴のレースを溜め込むと見返すのが大変になります^^;
逆に、その長い放送時間を「ラジオ感覚」で見聞きするのも楽しい。
毎日、レースをスタートから観られる
毎日、レースのスタートから観戦することができます。
ただし、この配信は英語コメンタリー版のみで、日本語の実況と解説はありません。
英語がわかる方なら、そのまま楽しめそうですが、英語が理解できなくてもスタートの選手の様子やレースの雰囲気を楽しめます。
日本語の実況と解説がある「スタートからゴールまで配信」も、たまにあります。
その時は、実況・解説の方が前半と後半に分かれて4人(たまにそれ以上)の話が聞けるので、いつも以上に見応え、聴き応えがあります。
J SPORTS ツール・ド・フランス大会スケジュール
https://www.jsports.co.jp/cycle/tour/schedule/
以上の理由で、レースを一番楽しめるのはJ SPORTSオンデマンドだと思っています。
25歳以下なら半額!U25割
J SPORTSオンデマンドのプランは、すべて見放題の総合パックと好きなスポーツが選べるジャンルパックがあります。
総合パック | ジャンルパック (サイクルロードレースパック) | |
---|---|---|
料金 | 月額:2,640円(税込) U25割 月額:1,320円(税込) | 月額:1,980円(税込) U25割 月額:990円(税込) |
視聴できるもの | すべてのジャンルのスポーツ | サイクルロードレースのみ (ジャンルによって料金が違います) |
25歳以下の方なら、料金が半額になる「U25割」が適用されます。
13歳以上満25歳以下の方で、25歳に到達した日以降最初の3月31日まで。
が半額対象期間です。
本人確認書類の画像が必要になります(運転免許証など)。
今年は【絶対に観たほうがいい】ツール・ド・フランス!
(追記 2024/07/04)
ここは「今年も楽しもう」という、やんわりした見出しにしていました。
ですが、第3ステージに続き、2024/07/03の第5ステージを観て、気持ちが変わりました。
訂正します。
今年は、絶対に観たほうがいいです!
理由は、
ここ数年、世界中のファンが待っていた瞬間を観ることができるから、です。
いや、いま観ても知らない選手ばかりだし。
特に思い入れないし。
という方でも、いろいろ観て何年かたった時に
やばい、あの年のあのレースはやばかった!
と、後から思い返しても感動がわきあがる、そんな年です。
マンガやアニメだったら
この展開はちょっと出来すぎじゃない?w
と思いそうなシーンが、リアルで今年もおこっちゃってます。
・今年でツール最後の選手が、これまで成し遂げられなかったことを。
・大怪我したばかりの選手の、復活劇。
・数年越しで達成した大記録。
・トップ中のトップ選手の一騎打ち。
そんなシーンがめっちゃ詰まってます(まだ2週目なのに)
2024年の第111回ツール・ド・フランスの最終日は、7月21日(日)。
今年は、ツール史上初めてのイタリアスタート。
そして、例年とは違い、ゴールはパリではなくニース。
いまJ SPORTSオンデマンドに加入したら、1,980円(税込)で第1ステージから観ることができます。
(見逃し配信が利用できる)
少しレース観戦から離れていた人も、初めて観る方も、ぜひ今年のツール・ド・フランスを満喫してくださいね!
(ここまで追記)
今年のツール・ド・フランスは「初物づくし」だそうです。
(レース解説でおなじみの栗村修さんの言葉をお借りしました)
はじめての「イタリアスタート」
はじめての「パリ・シャンゼリゼ以外のゴール」
レース中は、どんなはじめてが待っているんでしょう。
大好きなあの選手は、どんな走りをするのか?
今回もレース以外で、楽しいシーンが見れるのか?
(以前、最終日にカメラに向かって、恋人にプロポーズした選手がいましたよね)
楽しみですね!
無料配信でも、有料加入でも、楽しいロード観戦を!
Amazon Prime videoのJ SPORTSチャンネルの無料体験の対象外の方は、この機会に無料体験して、楽しい時間をすごしてくださいね!
ツール・ド・フランス ファムは、2024年8月12日(月)〜
女子レース「ツール・ド・フランス ファム」は、2024年8月12日(月)〜18日(日)の7日間の予定です。
今年は、パリオリンピックが2024年7月26日(金)〜8月11日(日)にあるので、そのあとすぐにはじまります。
スタートは、オランダのロッテルダム。
平坦コースから始まり、最終日は山岳、ラルプデュエズに頂上フィニッシュ。
こちらも盛り上がりそうです。
今年の7〜8月は、きっと寝不足ですね。