ボッチャは、パラリンピックで注目されるスポーツのひとつです。
2021年の東京2020パラリンピックでも、盛り上がりましたよね!
名称は、ポッチャ(Poccia)ではなく、ボッチャ(Boccia)です。
私は勘違いしていました(照)。
ボッチャって、いつからパラリンピックの正式種目になったの?
パリパラリンピックでは、いつから競技開始なの?
テレビ放送はある?
この記事では、ボッチャがいつからパラリンピックの正式種目になったのかと、
そして、もうすぐ始まるパリ2024パラリンピックのボッチャ競技の日程もお知らせします!
パリ2024パラリンピックでも、ボッチャをはじめパラアスリートの応援で、盛り上がりましょう!
- ボッチャが、いつからオリンピック競技になったのか
- 2024年パリパラリンピック、ボッチャ競技の日程
「ボッチャ」がパラリンピックの正式種目になったのはいつ?
「ボッチャ」とは、投げたボールを正確に目標に近づけたり、相手のボールを利用して自分の有利にしたりするスポーツです。
重度の脳性まひや、四肢に重度の障がいを持つ人々のために開発されました。
戦略的な要素が重要なため「チェス」と例えられたり、ルールがカーリングに似ていることから「地上のカーリング」と言われることもあります。
ボッチャの発祥とパラリンピックでの採用
ボッチャのルーツはヨーロッパにあり、ペタンクやローンボウリングといったスポーツから発展したと言われています。
重度障がい者のためのスポーツとして誕生したボッチャは、1984年のニューヨーク・ストークマンデビル大会で初めてパラリンピックに登場。
1988年のソウルパラリンピックから正式種目として採用されました。
ペタンク
ペタンクは、フランス発祥の球技で、金属製のボールを使って地面に置かれた小さな木製ボール(ビュット)にどれだけ近づけられるかを競うゲームです。
ローンボウリング
ローンボウリングは、芝生の上で行うイギリス発祥の球技で、重心が偏ったボールをカーブさせながら目標球(ジャック)に近づける競技です。
1988年ソウル大会で正式種目として採用
1988年のソウルパラリンピックで、ボッチャはBC1およびBC2クラスのみが正式種目として採用されました。
障がいの種類や程度によってわけるカテゴリーのことを「クラス」と呼んでいます。
- BC1クラスは、脳性まひなどで自力でボールを投げることが難しい選手
- BC2クラスは、同じく脳性まひでもより自立した動作が可能な選手
このクラスがパラリンピックという国際舞台で採用されたこともあり、ボッチャは重度の障がいを持つアスリートが活躍できるスポーツとして、広く認知されるようになりました。
1996年のアトランタ大会ではBC3クラス、2004年のアテネ大会ではBC4クラスも追加。
BC3クラスは、ボールを自力で投げることができない選手が補助具を使って競技するクラス、BC4クラスは、脳性まひ以外の原因で重度の障がいを持つ選手が対象です。
このことで、さらに多くの障がいを持つアスリートが参加できるスポーツとして、ボッチャは発展を続けています。
2024年パリパラリンピックのボッチャ競技日程
パラリンピックでのボッチャ競技は、どんどん競技レベルが向上し、観戦者からの注目度も増しています。
特に日本代表チーム「火ノ玉JAPAN」の活躍は、日本国内でも大きな話題となっています。
2021年東京2020パラリンピックでの盛り上がりを、覚えている人も多いはず。
もうすぐ始まる「パリ2024パラリンピック」のボッチャの日程を調べました。
パリ2024パラリンピック|ボッチャ競技日程と会場
パリ2024パラリンピックでのボッチャ競技は、パリ南アリーナで開催される予定。
競技は8月29日から9月7日までおこなわれ、個人戦、ペア戦、団体戦がそれぞれ実施されます。
競技日程 | 個人戦 | 8月29日(木)〜9月2日(月):個人戦 予選グループラウンド(8月29日〜31日) 準々決勝(8月31日〜9月1日) 準決勝(9月1日) 3位決定戦(9月1日) 決勝(9月1日〜2日) >各選手の出場予定時間 |
ペア戦 | 9月3日(火)〜9月5日(木) | |
団体戦 | 9月3日(火)〜9月5日(木):団体戦 予選グループラウンド(9月3日) 準々決勝〜準決勝(9月4日) 決勝・3位決定戦(9月5日) |
パリ2024パラリンピック|テレビ放送予定
テレビ放送の予定は、NHKなどのサイトでまとめてくれていました。
ボッチャなどの注目競技は、地上波で放送予定だそう。
下のリンク先では、主な放送予定が掲載されています。
J:comのJテレでも、パラリンピックの放送(録画など)あります。
無料アプリでも配信予定。
ボッチャの放送予定は、こちら。
J:テレでの、パラリンピック放送予定は、こちら。
※「Jテレ」とは、J:COMのサービスエリアで視聴できる無料のチャンネルです。
日本代表チーム「火ノ玉JAPAN」
日本代表チーム「火ノ玉JAPAN」は、過去の大会でメダルを獲得しており、今回のパリ2024でもメダルが期待されています。
特に注目されるのは、BC2クラスで金メダルを獲得した杉村英孝選手はじめメダリストたち。
彼らの今後の活躍が期待されており、パリ大会でもその実力を発揮することが予想されています。
そしてですね、この火の玉JAPANの写真がめっちゃかっこ良い!
ボッチャ競技中のクールさだったり、思わず弾ける雄叫びだったり、
そんなかっこよさがこの写真から伝わってくるよう。
競技中、見ているとドキドキな展開だったり、一投で勝敗が決るシーンでも、冷静にこなしていくボッチャ選手。
クールに見えるプレイ中の姿ですが、心の中はどんな感じなんだろう?
パリ2024でも、応援します!
トップ選手による、ボッチャ解説ページがすごい
パラサポWEBに、ボッチャのメダリスト2人も出演されている
ボッチャの解説ページがありました。
画像も満載で、わかりやすいです。
ルールだけでなく、頭脳戦のおもしろさの解説もされています。
まとめ|パリ2024パラリンピックでも注目して応援しよう!
ボッチャは、1988年のソウルパラリンピックで正式種目として採用されて以来、国際的に発展を遂げてきました。
特に日本代表チーム「火ノ玉JAPAN」の活躍により、日本国内でも広く認知されるようになりました。
もうすぐはじまる、パリ2024パラリンピック、そしてボッチャ競技。
注目して、応援したいですね!
余談ですが、
パリ2024パラリンピックのマスコットは、
パリ五輪に続き「フリージュ」だそう。
フリージュって、個人(?)名ではなく、フリージュ家だったんですね!
知らなかった。